「あなたのお金は笑っていますか?」
と聞かれると、あなたはどう答えますか?
私は幼い頃から両親のお金に関するいざこざが絶えなかったことからか、気が付けばお金に対してとても ナーバスで、どちらかというと慎重に接してきたように思います。
- もっとお金がほしい!!
- もっと楽にお金と付き合いたい!!
- お金に囚われない選択や思考でいたい !!
- 自分の大切な人にお金の心配や不自由をさせたくない!!
多少の小金持ちさんでも、このような想いを持っている人は少くないのではないでしょうか。
先日 『一瞬で人生を変える お金の秘密 happy money 』(著者:本田健) という本を読みました。
世界25カ国以上で刊行、ベストセラー作家による初の英語書き下ろし作品です。
- お金とどう付き合えばいいのか
- 生きている間に、心の安らぎを得られるか
- 大きな犠牲を払わずに、収入を増やせるか
- 幸せで充実した人生、豊かで生きがいに満ちた人生を築くには、何をしたらいいのか
「ああ、スピリチュアル系ね!」と思いましたが、非スピリチュアルな私がこの本を読んだ後、妙に腑に落ちてしまった所があったので、個人的視点での解釈になりますが紹介させていただきます。
HAPPY MONEY(ハッピーマネー)とは
HAPPY MONEY(ハッピーマネー)とは…
10歳の男の子が母の日にお母さんに花を買うようなお金
その画を想像すると、きっとこんなことが思い浮かぶと思います。
- 努力して用意した花を買うためのお金
- 手渡すときのドキドキ感
- お母さんを喜ばせたい気持ち
- お母さんへの感謝の気持ち
- お母さんが好きという気持ち
- お母さんの笑顔
- 男の子の笑顔
etc…
この画にマイナスな要素はありません。
これがHappy money(ハッピーマネー)なのです。
感謝と共にお金を受け取って、感謝と共にお金を使うことがハッピーマネーということ。
UNHAPPY MONEY(アンハッピーマネー)とは
ではHappy money(ハッピーマネー)の反対のUnhappy Money(アンハッピーマネー)とは、どんなお金でしょうか。
家賃や請求書、税金などをしぶしぶ払うために使うお金
そのほか、不満や不平などのネガティブな想いを抱えながら受け取ったり使ったりしたお金を「Unhappy Money(アンハッピーマネー)」といいます。
HAPPY MONEYが出来るまで…
ではどうすれば「 Unhappy Money 」を「Happy money」に変えることができるのでしょうか???
お金が出ていくときに「ありがとう」
お金を入ってくるときに 「ありがとう」
「感謝する」
このシンプルなことが、すべての流れを変えていくといいます。
シンプルといっても常に「ありがとう」の誠心でいることって普通にむずかしいですよね。
仕方ない…嫌だけど払うかぁ…
このお金を受け取ると、見返りを期待されそうだな…
このお金が出ていくと貯金が減ってしまう…
こんなお金、私にはもったいないよ…
などなど、アンハッピー思考はなかなか根深いものです。
でも人は「感謝」と「不安(恐れ)」は一緒に感じることができないそうです。
だから感情とは裏腹にでも感謝しようとすることでハッピーマネーに近づいていけるといいます。
UNHAPPY MONEYは続くよとこまでも?!
とはいえ、日々自然に湧いてくる感情をすべて「ありがとう」に変えるのはとても難題ですよね。
そもそも何故、お金が出ていく時入ってくる時にネガティブな感情になってしまうのでしょうか。
損益に対することだけの感情なのでしょうか。
それって、もしかして
全ての感情が お金に投影されていないですか?
UNHAPPY MONEY (アンハッピーマネー) にしてしまうのは、実はお金そのものの問題ではないことが多いそうです。
- さっき言われた嬉しい褒め言葉
- 昨日の友達とのケンカ
- 1年前に行った彼女との旅行の 楽しい思い出
- 子供の頃のいじめられた哀しい思い出
お金に直結しない日々(現在過去)の感情がお金に投影されて 「Unhappy Money(アンハッピーマネー)」 または 「Happy Money(ハッピーマネー)」 が生みだされているんです。
まず、 お金に対して何か嫌な気持ちを抱いたら
- お金に関係のない何かの感情を重ねていないか
- お金に関係のない過去のトラウマなどを重ねていないか
を自分に問う必要があるかもしれません。
HAPPY MONEYの流れをつくろう
とにもかくにも「感謝」が大事。
自分も自分のお金もHAPPYになりたいなら、自分を介して流れるお金に「感謝」の感情を込められるようなお金の使い方や、人付き合い、仕事などに見直しが必要ということ。
タイトルのように「一瞬で人生を変える」魔法みたいなことは、残念ながら無いでしょう。
具体的な例は…
- お金を寄付する
- 友人に小さな贈り物をする
- お金を受け取ったら素直に喜ぶ
- 好きな人やお店から買う
- お金を使う時には相手の幸せを祈る
すぐに出来ることもあれば、出来ないこともあると思います。
少しづつでも「Happy Money(ハッピーマネー)」を流通していくことで、やがて自分の元に「Happy Money(ハッピーマネー)」 が返ってくる、そして「ありがとう」という気持ちでまた送り出す、この循環です。
まとめ
- もっとお金がほしい!!
- もっと楽にお金と付き合いたい!!
- お金に囚われない選択や思考でいたい !!
- 自分の大切な人にお金の心配や不自由をさせたくない!!
冒頭で挙げたこの嘆きの様な希望は「ありがとう」の気持ちで「Happy Money(ハッピーマネー)」を流通していくことで、そもそもの感じ方や考え方が変わっていくのかもしれませんね。
お金って生きていくうえで、必須かつ重要なアイテムです。少ない多いではなく質が大事なんですよね。
もし、お金に関する解決したい事があれば一度この本を開いてみてはいかがでしょうか。
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